手であおぐ、心の作法
こんにちは、株式会社はなよしです。
仏教の作法において「口で火を消すこと」は厳禁とされています。
そこには、自分自身と仏様を大切にするための深い理由があります。
1. 人間の口は「穢れ(けがれ)」の元とされるから
古来より、人間の口は「嘘をつく」「悪口を言う」
「殺生したものを食べる」場所であり
不浄なもの(穢れ)が生じる場所だと考えられてきました。
仏様に供えた清浄な火に、人間の息を吹きかけることは
仏様に対して大変失礼な行為にあたるとされています。
2. 「不浄なものを持ち込まない」という敬意
修行を積んだ僧侶が口に「樒(しきみ)」の葉をくわえたり
マスクのような布を当てたりすることがあるのも
自分の息で供養の場を汚さないための配慮です。
私たちも同様に、清らかな火を清らかなまま保つことが作法とされています。
💡 正しい消し方:手であおぐ
火を消す際は、「手で仰いで消す」のが正解です。
または、専用の「火消し(ろうそく消し)」という道具を
使うのもスマートで安心ですね。
何気ない所作の一つひとつに、故人様や仏様への思いやりが宿ります。
次に手を合わせる時は、ぜひ「手であおいで」優しく火を消してみてください。



